2013年02月04日 02:57
edit
DAIM ver.α│2yan(review)
山本ニュー(以下ニューさん)というボーカロイドPがいる。
一般的な人の何十倍、何百倍かもしれない膨大で濃厚な音楽遍歴を重ねて培われた音楽知識の塊のような人であり、密かに一部のリスナーや他ボカロPからも一目置かれた存在だと言っても言い過ぎではないだろう... うん、言い過ぎではない。
山本ニュー(以下ニューさん)というボーカロイドPがいる。
一般的な人の何十倍、何百倍かもしれない膨大で濃厚な音楽遍歴を重ねて培われた音楽知識の塊のような人であり、密かに一部のリスナーや他ボカロPからも一目置かれた存在だと言っても言い過ぎではないだろう... うん、言い過ぎではない。
『VOCALOID・アンダーグラウンド・カタログ』にニューさんが掲載されたり、自ら編集したりしているものの、基本的にニューさんの曲はポップで優しい(本人曰く密かに凶悪なネタを仕込むこともあるらしいが気にせず素直に聴こう)。
その中でも自分が一番好きな曲がこの『シリィ・ジャック』だ。ポップでどこか懐かしい心地の良いこのアナログ感。
いつだったかニューさんのインタビュー記事で「自分が探しているような音楽を自分で作っている」と言っていた。あらゆる音楽を掘りに掘ってきた人が辿り着いたのはこういう音楽なんだと思うと、「うんうん」と頷きたい気分になるのはなぜだろうか。
あと、ニューさんは「自分の曲を他の人に演奏して歌ってもらって完成だと思っている」と言っていたので勝手に完成形2曲を紹介。
キュートなボーカルとシューゲ風ギターノイズ、なにやら音がゴージャスだ!
アレンジ:田中和夫 歌:多々良たま ギター:ミチヲP
デジタルなシリィ・ジャック!ぶっきらぼうな歌い方カッケー!
アレンジ:S-KLAPP 歌:satton
■山本ニューを知りたい人向け参考リンク
⇒ASCII.jp:最底辺に住む「天才」 孤高のボカロP、山本ニューの正体は|四本淑三の「ミュージック・ギークス!」
⇒第32回放送の録音をアップしました。【ゲスト:突発ゲスト 山本ニューさんの回】 - VOCALOID聴き専ラジオ
********************
■music,lyrics:山本ニュー
********************
その中でも自分が一番好きな曲がこの『シリィ・ジャック』だ。ポップでどこか懐かしい心地の良いこのアナログ感。
いつだったかニューさんのインタビュー記事で「自分が探しているような音楽を自分で作っている」と言っていた。あらゆる音楽を掘りに掘ってきた人が辿り着いたのはこういう音楽なんだと思うと、「うんうん」と頷きたい気分になるのはなぜだろうか。
あと、ニューさんは「自分の曲を他の人に演奏して歌ってもらって完成だと思っている」と言っていたので勝手に完成形2曲を紹介。
キュートなボーカルとシューゲ風ギターノイズ、なにやら音がゴージャスだ!
アレンジ:田中和夫 歌:多々良たま ギター:ミチヲP
デジタルなシリィ・ジャック!ぶっきらぼうな歌い方カッケー!
アレンジ:S-KLAPP 歌:satton
■山本ニューを知りたい人向け参考リンク
⇒ASCII.jp:最底辺に住む「天才」 孤高のボカロP、山本ニューの正体は|四本淑三の「ミュージック・ギークス!」
⇒第32回放送の録音をアップしました。【ゲスト:突発ゲスト 山本ニューさんの回】 - VOCALOID聴き専ラジオ
********************
■music,lyrics:山本ニュー
********************
- 関連記事
-
- けいこうとP / "働き者達" (2013/10/01)
- 平沢P / "エール" (2013/09/23)
- 山本ニュー / “シリィ・ジャック(Silly Jack)” (2013/02/04)
- よよP / “恋するロードランナー” (2012/11/19)
- ManHoleManP / "manhole" (2012/11/17)
コメント
チューハイ | URL | -
このかたは天才というより鬼才/奇才のほうがしっくりきますね。
自分をニセモノと定義されていますが、ここまでニセモノを極めればホンモノとどれだけ差があるんだろうかと思います。
ホンモノに対する理想、ハードルが高いんでしょうね。自分はそれに達していないからニセモノだという。
有名Pというか売れているPよりも断然面白くて、こういう方が活動してることが真の意味でボカロシーンを豊かにしていると思います。もっともっと評価されるべき。
もっともちゃんと評価できる人はそうそう居ないような気がしないでもありませんが。
( 2013年02月05日 12:41 )
2yan | URL | a/V0Tsuk
Re:チューハイP
例えばですが、もしも「音楽ツウを自称しているがボカロ曲に対しては偏見しか持っていないような上から目線の憎たらしい感じの奴」と自分がケンカになったとしたならば、自分はニューさんの曲やインタビュー記事を相手の前にそっと置き「ニヤリ」とするでしょうw ニューさんってそれほどの人だと思うんです。
話は変わりますが、久し振りに大好きな『天津祝詞』を聴きました。何というか、ボカロ懐古厨にとって涙ものの懐かしさを感じましたw
( 2013年02月07日 05:47 [Edit] )
チューハイ | URL | -
> 対自称音楽ツウ決戦平気
インタビュー記事を見ると、音楽という概念に対するニューさんの底知れないウンチクの数々に言葉を失います。
文才も話芸も人並みはずれてますよね。普通の人間には嘘とホントの境界線がまったくわかりませんw
ともかくその楽曲や文章から「音楽は広大だわ」とつくづく思わされます。
> 天津祝詞
これと「ひふみ祝詞」はyoutubeで両方10万再生突破してます(ニコ動との差がなかなか興味深い)。
ボカロに対する偏見は根強いものがありますが、私の古典を題材にした楽曲群は統計情報を見ると中高年に好評らしく、突破口のひとつになりうるかもしれません。
少なくとも「機械声で超音波みたいな高音でなんて歌ってんだか分からない」ことはないわけで(ただし古文だったり文語だったりで訳が分からないかもしれない)。
私の夢は後世に残る歌を作ることですが、天津祝詞とかはもしかしたらそれを叶えてくれるかもしれません。
しかしそのメロディはボカロが存在しなかったら発表することができなかったもの。
そういう『ボカロがなかったら世に出なかった楽曲』が無数に存在していることを思うと、ボカロを否定するなんてありえません。
ニューさんほどでなくとも、世の中にどれほど天才が埋もれているのか。空恐ろしいものがあります。
ともかくボカロ≒音楽で、音楽は広大無辺なものですから、ニューさんや私みたいに流行らない楽曲を作るのも意味がなくはないと思います。
単純にみんな似たりよったりじゃ面白くないですし。
( 2013年02月07日 23:18 )
コメントの投稿